TOWER RECORDS
NO MUSIC NO LIFE

長渕剛『BLOOD』

“血”はまさに全身に温かさを
届けるものの象徴。
長渕 剛、約7年ぶりとなるニューアルバム「BLOOD」

長渕剛

待望のアリーナツアー【TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR 2024 "BLOOD"】の
開催を発表した長渕剛から約7年ぶりとなるニューアルバム!!
アルバムタイトルは「BLOOD」。 約7年ぶりとなる新作は先日発表されたツアータイトルと同じもの!!

アルバム「BLOOD」には「暖かさ」「優しさ」「叫び」を感じる10編の歌が収録されています!

ALBUM 5月22日発売

  • BLOOD [CD+DVD]<初回限定盤>

    タワレコ特典
    先着:
    TOWER PLUS+ 長渕剛 特別号
    BLOODオリジナルピック タワーレコードver.
    長渕剛 ピック画像

    通常価格¥3,800(税込)

    商品はこちら

  • BLOOD<通常盤>

    タワレコ特典
    先着:
    TOWER PLUS+ 長渕剛 特別号
    BLOODオリジナルポストカード タワーレコードver.
    ポストカード サンプル

    通常価格¥3,300(税込)

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TOWER PLUS+ 長渕剛 特別号

表紙:タワーレコード渋谷店で撮り下ろしのカットを使用!
TOWER PLUS+だけに語っていただいた『BLOOD』についてのインタビューを掲載!

  • 特典は先着で数に限りが御座います。有無をお店にご確認の上、早めの予約・ご購入をおすすめ致します。
  • 特典は無くなり次第終了とさせて頂きます。予めご了承下さい。
  • 一部お取り扱いの無い店舗が御座います。ご予約・ご購入される際、事前に特典の有無をご確認下さい。
  • 上記対象商品1枚ご購入につき、各対象店舗の特典を1点差し上げます。

CD収録曲 (初回限定盤/通常盤共通)

  1. 路上の片隅で
  2. ひまわりの涙
  3. ジャッキーレディ
  4. FaceTime
  5. いいんだよ ばーか!
  6. 黒いマントと真っ赤なリンゴ
  7. ステンドグラス
  8. ZYZY
  9. ダイヤモンド
  10. BLOOD

DVD ※初回限定盤のみ

  1. MV「黒いマントと真っ赤なリンゴ」
  2. Making of「黒いマントと真っ赤なリンゴ」Shooting

タワレコスタッフによるディスクレビュー

前作「BLACK TRAIN」から7年ぶり、コロナ禍を経てのニューアルバム。2021年ライブでは「たやすく希望を歌えなくなった」という意の発言もしていた長渕の新作「BLOOD」は、マッチョなアートワークや、タイトル「BLOOD」の字面イメージが想起する”泥臭さや力強さ”でイメージを固定してしまいがちだが、実は市井の人々に寄り添ったやさしさに満ちた楽曲の比重が高いように感じる。特に②「ひまわりの涙」④「Face Time」⑤「いいんだよ ばーか!」⑦「ステンドグラス」あたりは、いずれも人称が「君・僕」で歌われフェイク少な目でストレートな歌唱により楽曲の主人公の寄る辺なさやピュアさを表現しているように聴こえる。また、すでにライブ映像作品「TSUYOSHI NAGABUCHI CONCERT TOUR 2022 REBORN with THE BAND」で発表されていた楽曲も2曲。レゲエアレンジが効いた「ダイヤモンド」、歌詞の舞台でもある静かな春の海岸がそのサウンドからも想起される「ZYZY」。特に「ZYZY」は自身の家族と過ごしたひと時を歌っており、ひとりの生活者としての長渕が垣間見え魅力的。言及がバラード系に偏ったがストレートなロック・ナンバーも要所に配置。権力への欺瞞をぶつける①「路上の片隅で」⑥「黒いマントと真っ赤なリンゴ」(この2曲はアグレッシヴなバンジョーを加えるユニークなアレンジも素晴らしい!)また他界した音楽仲間を歌った③「ジャッキーレディ」はダイナミックなストリート・ロック。ライヴで鍛え上げたバンド・メンバーを中心とした腕利きの力量が発揮された名演!

レコメンド曲

②ひまわりの涙

ピアノに導かれマンドリンのアコーステックな音色が郷愁を喚起する"弱虫の 僕だけど/ずっと ここに いるよ""涙を 拭いて/ずっと ここに いるよ"というあまりにもピュアな一節が新鮮。また「さみしさよ こんにちは/君も やっぱり 一人ぼっ ちかい」の一節はアルバム『STAY DREAM』収録の「HELLO 悲しみよ!」「ひとりぼっちかい?」のセルフオマージュにも聴こえる(これはおそらく深読みしすぎデス!)

③ジャッキーレディ

"ジャッキーレディ"と歌われる女性は、高橋ジャッキー香代子(2013年他界)。デビュー当時からコーラスとして長渕をサポートしたシンガーで吉田拓郎の伝説ライヴ「吉田拓郎 ONE LAST NIGHT IN つま恋」にも参加。また角松敏生のライヴでも長年バックコーラスを担った実力派。同じステージに立った戦友の思い出をサックスがブロウするブルース・スプリングスティーン系譜のアップテンポのストリート・ロックで弔う。

④FaceTime

柔らかなエレクトリック・ピアノの伴奏からのこんなフレーズで歌い出す"フェイスタイムで 3時間も話した/人のいない 暗がりの 駐車場"...そう、タイトルの「FaceTime」はiPhoneで使える通話サービスのこと。遠距離に在る相手を思い"生きることに 疲れたんだ"などど弱音も吐きつつ、それでも"最後まで 二人で 走り切るんだ/どんなことがあっても 負けないで」と歌われる誠実さが印象的なバラード。

⑤いいんだよ ばーか!

タイトルが想起するイメージをいい意味で裏切る厳かなピアノ伴奏で楽曲が始まる。人称は<君・僕>で歌われ、あえてフェイクをいれないストレートな歌唱もあいまって④「FaceTime」の世界観にもつながるピュアさが溢れ、打たれる。楽曲を聴いていけば"それで いいんだよ ばーか!!”というタイトルはシニカルな攻撃的な意味ではなく自分に向けたポジティヴな「It's all right」のメッセージであることに気付かされるはず。静かなピアノバラードで始まり、途中からゴスペル風の分厚いコーラス、サックス・ソロも加わり、ダイナミックな展開をみせるこの楽曲はアルバム前半の山場的聴きごたえあり。

⑧ZYZY

自身の家族のことを歌った楽曲。本アルバムは自伝的であるよりも俯瞰的であることに比重をおいた曲作りが印象的ななか、家族を愛する生活者であることが垣間見えるこの楽曲は特別感あり。タイトルの謎のアルファベット4文字の意味するところは是非楽曲を聴いて初めて知ってグッときていただきたい!(←名曲「LICENSE」楽曲中でタイトルの意味が明かされる”あの瞬間”に通じるものがあります。)伝家の宝刀スリーフィンガーイントロからシンセで風景を広げるサウンド作りも味わい深い!

長渕剛 NEW ALBUM『BLOOD』発売記念店舗イベント情報

渋谷店

5月22日発売『BLOOD』の発売を記念して、パネル展が開催。さらに!!サイン入り展示パネルを『BLOOD』ご購入者様の中から抽選でプレゼント

<開催場所>
タワーレコード渋谷店3F
<パネル展示期間>
2024年5月21日(火)~2024年5月27日(月)閉店まで
※パネル展示は予告なく終了、延長する場合がございますので、予めご了承ください。

詳細はこちら

新宿店

長渕剛 衣装展

<開催場所>
タワーレコード新宿店9F
<衣装展示期間>
2024年5月21日(火)~2024年5月27日(月)

詳細はこちら

2024年5月22日 アルバム「BLOOD」発売記念イベント
タワーレコード渋谷店B1 CUTUP STUDIOで開催決定!

※イベント対象商品のご予約は終了いたしました

長渕剛アルバム「BLOOD」発売を記念したイベントの開催が決定いたしました!
以下詳細をご確認いただき、みなさまのご参加をお待ちしております。
タワーレコード オンライン、全店にて対象商品を期間内に全額前金にてご予約が完了された方の中から抽選でイベントにご招待いたします。

発売記念イベント概要

日時:2024年5月22日(水) 19時開演 (18:00集合)
場所:タワーレコード渋谷店B1 CUTUP STUDIO
内容:ミニライブ+トーク
出演:長渕剛

対象商品やイベント詳細についてはこちらをご覧ください

5月のマンスリー・タワー・プッシュに決定

長渕剛 ポスター画像

5月度「MONTHLY TOWER PUSH」

「マンスリー・タワー・プッシュ」B1ポスターを全国のタワーレコードで掲出します。
掲出期間:5月1日(水)~5月31日(金)
掲出店舗:タワーレコードおよびTOWERmini全店

「MONTHLY TOWER PUSH」B1ポスター抽選プレゼント

長渕剛 ニューアルバム『BLOOD』を対象店舗でご購入いただき、抽選へご応募された方の中から10名様に、直筆サイン入り「マンスリー・タワー・プッシュ」B1ポスターを差し上げます。

ポスター抽選プレゼントの詳細についてはこちらをご覧ください

長渕剛 ニューアルバム『BLOOD』とともに
チェックしておきたい必聴 / 必見ライブ作品

初期の集大成的弾き語りライヴ盤!


『長渕剛 LIVE』

初期3作『風は南から』『逆流』『乾杯』の集大成的ライヴ盤。長渕のアコースティックギター&ハーモニカによる弾き語りが主で、演奏含めスタジオアルバムよりも自然体で逞しさを感じさせるパフォーマンスが素晴らしく、特に見事なスリーフィンガーを聴かせる④「夏祭り」、ニール・ヤング的ヘヴィなバッキングがスリリングな⑫「逆流」など非凡なギターテクは聴きどころ!弾き語りを主にしつつ、曲により名手石川鷹彦(アコースティックギター/バンジョー)、谷口陽一(ラップスチールギター/フィドル)が加わり、アコースティックユニットとしてのサウンドの完成度も高い。初期ベスト選曲に加え⑦「俺らの旅はハイウェイ」⑨「しゃぼん玉」⑭「さようならの唄」は本作のみに収録のオリジナル曲。またライヴならではの一幕が楽しく、観客の名前を入れ込んでコミカルな替え歌にした③「ひざまくら」、バンジョーという楽器を紹介するくだりでは石川鷹彦が弾くバンジョーに合わせ80年当時の大ヒット曲演歌歌手・松村和子「帰って来いよ」を歌い(さらに、自身の「巡恋歌」に繋ぐ!)観客の喝采をさらっていたり、「(今日この会場にこれなかった連中にも)長渕がよろしく言っていたと伝えてください」など気さくなMCも魅力的!初期にアプローチするならスタジオアルバム以上に重要な作品!

『GOOD-BYE青春』前夜、戻りたい戻れない青春のライヴ名盤


『SUPER LIVE IN 西武球場』

初期フォーク3作に続くウェストコーストロック寄りの3作『Bye Bye』『時代は僕らに雨を降らしてる』『HEAVY GAUGE』で完成したバンド・サウンドは名手村上律のスティール・ギターを擁していることもあり、ジャクソン・ブラウンあたりを思わせ、アコーステックとエレクトリックのバランス、フォークの繊細さとダイナミックなロックンロールのバランスが絶妙、かつ長渕の歌唱も、ハスキーボイスで磨きがかかってきたシャウトも、後年よりフェイク少な目の伸びやかさが実に清々しく、この時期を特別に愛するファンが多いのも頷けます!このライヴの一ケ月後に放送開始となるテレビドラマ『家族ゲーム』の役柄に通じる”気さくなあんちゃん”を伺わせるMCも傑作で「嫁に逃げられてはや三か月...(当時離婚直後であった)」という自虐的ユーモアで慣習に打ち解けつつごく自然に弾き語りで『顔』(♪まわりの人が 僕の事を おもしろがっている)に入る間合いは絶品。続くコンサートスタッフ賛歌『ローディー』前のMCではリスペクトを込めつつもユーモアあふれる語り口で2万人を魅了する。また前述の通りの個人的背景もあいまってか傷心系ラヴソング『君は雨の日に』『Don't Cry My Love』『愛してるのに』でシャウトが雨のスタジアムに鳴り響く様が実に胸を打ちベストヴァージョンをいえる出来。ラストを飾る『乾杯』も同様で楽曲のメロディをストレートに歌い上げる屈指の名ヴァージョン。

『とんぼ』大ヒット期!楽曲・演奏ともにキャリア屈指のライヴ盤!


『長渕剛 LIVE '89』

前年88年には主演ドラマ主題歌『とんぼ』が大ヒットを受けてのアルバム『昭和』(89/3/25)ツアーファイナル横浜アリーナ公演(89/7/13-7/14)ライヴ盤。レコード大賞受賞アルバム『LISENCE』(87/8/5)~シングル『乾杯-NEW RECORDING VERSION-』を含むセルフカヴァー『NEVER CHANGE』(88/3/5)そして『昭和』と音楽・演技で活躍し急激に存在感を増した濃密さを封じ込めたパフォーマンスが圧巻。「とんぼ」以降のアウトロー期突入を象徴するイカツイジャケを敬遠する方もいるかと思うが、聴衆を前にした長渕は強面の<小川英二「とんぼ」>というよりは気の良い<矢板 保「親子ゲーム」>ないしは<下別府勇次「親子ジグザグ」>味があり魅力的だ。バックには日本の音楽史上に残る名手揃い<島村英二 (dr.)岡沢章(b.)笛吹利明(ag.)矢島賢(eg.)中西康晴(key.)そして盟友浜田良美(cho.g.)>。確かな演奏でバンドサウンドでの長渕ミュージックを決定づける普遍的なクオリティに達している。一方で単独での弾き語りも完成度が高く『巡恋歌』では間奏で弦をミュートしたままギターをかき鳴らすド迫力のブレイクを入れ込み、ハーモニカソロをとりながら限界までどんどんテンポアップしていく劇的なヴァージョンで、以降の『巡恋歌』弾き語りの定番スタイルとなった必聴の名演。

ギターとハーモニカで6万5千人に挑む歴史的東京ドーム公演!


『LIVE'92 JAPAN IN TOKYO DOME』

主演ドラマの主題歌でミリオン越えの大ヒット『しゃぼん玉』を収録し、自身最高のセールスを叩き出したアルバム『JAPAN』(91/12/14)を受けてのツアー『LIVE'92 JAPAN』より6万5千人を動員した1992年5月15日東京ドーム公演を全曲完全収録。ドームのど真ん中に円形のステージを作り、基本アコースティックギターでの弾き語り(一部サポートメンバーが加わる)。当時”シンガーソングライター”を遥かに超えるカリスマ的存在となっていた長渕が自身を追い込むかのように360度を観衆に囲まれるステージという極度の緊張状態でみせるパフォーマンスは一種異様な迫力があり長渕のキャリアのなかでもトップクラス必見映像。リングに向かうボクサーのようにスタッフに囲まれセンターステージに進む長渕、ステージにあがりアコーステック・ギターをケースから取り出し、ハーモニカ・ホルダーを首から下げ6万5千に挑む!1曲目は『巡恋歌』、後奏では、テンポをぐいぐい上げながらのハーモニカソロ!ブレイクでのミュートカッティングもド迫力!繊細にして力強いギタープレイ、ひと吹きで楽曲のエモーションを数段飛躍させるハーモニカプレイ、そしてつぶやくような歌い口から突き抜けるようなシャウトまで限界をまるで感じさせないヴォーカル、と長渕のパフォーマンスは全編、絶頂期としか言いようがなく(軽率に使いたくない言葉だが)”神懸り”的!この公演、笑顔を見せたり観客をなごませる本来のエンターテイナーぶりが抑えめで終始シリアスに歌に向き合う姿が印象的でいかにこの日が特別であったか、を読み取らずにはいられない。セットリストは、アルバム『JAPAN』を全曲プレイ、『勇次』『STAY DREAM』『とんぼ』など人気曲も交えつつ、「さっき楽屋で書いた歌を今から歌います。」というMCから曲に入るレア曲『豚 (BUTA)』も。かつての自作曲『賞金めあての宝さがし』の続編的な楽曲で、ロックンロールスタイルのリフで彼自身のスキャンダルに群がったマスコミを実名入りで痛烈に批判した問題作。この映像作品以外で聴けるのは、この時にライヴ音源を収録したベスト盤『いつかの少年』のみ!またオリジナルアルバム未収録曲『LONG LONG TIME AGO』を取り上げているのも嬉しい。 クロスビー、スティルス&ナッシュ的のコード使いアコギの響きがファンタジックな隠れ名曲!そして、長渕はこの歴史的ライヴで成功をおさめ『Captain of the Ship』(93/11/1)『家族』(96/1/1)と新たなフェイズに進んでいく...

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